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父親が失踪(行方不明)した際に家族が今すぐやるべき6つの事


父親が失踪(行方不明)。
ショッキングですが、30~70代男性の失踪者は年間2万人以上います(警察庁調べ)。
あなたにも起こり得ないことではありません。

父親が失踪(行方不明)したらどうすべきか、すぐやるべきことをまとめました。

参考:警察庁生活安全局生活安全企画課『平成2 7年中における行方不明者の状況』

1.冷静になり基本情報を整理する

(1)まずは冷静になる

年間2万人の壮年(30~70代)男性失踪者。
これは捜索願が出ている数字なので実際はもっと多いはずです。

交通事故死は全体でも4千人程度なので、交通事故死より断然多いのです。
冷酷な言い方ですが、起きて不思議なレベルの事態ではありません。

父親が失踪(行方不明)したら、まず、冷静になりましょう。
そして、最悪の事態を防ぐ努力をしましょう。
そのためには基本的な情報を整理することです。
これは後々の対応にも役に立ちます。

(2)失踪時に確認すべき基本的情報とは?

①書き置きの有無


書き置きとして最悪なものは遺書ですが、その他に「失踪メモ」を残す失踪者もいます。
これは、「しばらく姿を消す」「旅に出る」という内容ですが、「探さないでください」「自殺はしません」という文言が書かれていることもあります。

いずれにしても、書き置きは目につく場所に置くはずなので、まず、これを探しましょう。

②病気の有無、既往歴、薬、精神状態

書き置きがない。
しかし、帰ってこない。
この場合、まず考えられるのは病気による行き倒れです。

そういう可能性があるかどうか、既往歴を確認しましょう。
既往歴は病院等に問い合わせても教えてもらえませんが、健康保険組合からの通知があれば簡単にわかります。

また、普段使っている薬があれば、それも調べます。
薬だけ残っている場合でもネットや本で何の薬かわかりますので、どういう病気に罹っていたかわかるはずです。

うつ病や認知症などの精神的な病気に関しては、一緒に暮らしていた場合は、ふさぎがちだったとか悩みを抱えていたとか普通だったとか、物忘れがひどかったとか精神状態もだいたいわかるはずですので、失踪前の状況や言動を思い出して忘れないうちに記録します。
これは後で思いがけず役に立つことがあります。

③携帯、現金、カード類が残されているか?

犯罪絡みの失踪では携帯は置いていく場合もありますが、携帯電話を持って失踪するケースもあるのでよく調べましょう。
父親の携帯番号に電話を掛けて、それがそばにあれば、鳴動音でわかるはずですし、事前に位置情報サービスに加入していれば、どこにあるかを調べます。

自宅にないようであれば、電話してみるのは当然ですが(当人が出れば失踪ではないので出ないとして)、電源が入っているか否か、圏外の場所にいるか否かだけでもわかります。
これはいつの時点でどういう状態だったか記録しましょう。

むやみに電話を繰り返すと電源を切られたり、電池切れになるおそれもあるので、その点は配慮します
念のため、メール、LINE等でも連絡先を記載した簡単なメッセージを送ります。

スマホ等では(通知設定にしていれば)これらのメッセージがロック画面にも冒頭部が表示されるので、万が一、どこかに放置されていた場合はメッセージを見た人が連絡してくれる可能性があります
計画的な失踪では、わざわざ現金を残していく必要はないので現金が残っていないかどうかも調べます。
カード類も同様です。

④携帯やSNSチェック

携帯電話が残されており、ロックが解除できる場合はメール等を調べてみます。
携帯電話がない場合は父親のSNS記録を調べてみるのも役に立つ場合があります。

⑤その他

その他、失踪と関係あるかもしれないので手紙類も調べてみましょう。
なお、葉書や開封された封書や読むことは犯罪(信書開封罪)にはなりません。

また、失踪時の服装等、後の捜索に必要な情報も記憶の定かなうちに記録しておきます。

2.最悪の事態を防ぐためにやるべき事

基本的には父親本人とできるだけ早く連絡を取ることが重要ですが、父親が身元を示すものや携帯等を持っていない場合は難しいと言えます。

父親が普段行く場所、行きそうな場所やその近くを見て回ったり、知人・友人に訊いてみたり、父親の行動範囲内の救急指定病院に当たることが考えられますが、そもそも父親の行動や知人・友人関係を把握していないケースが多く、一般人の捜索能力では限界があると言わざるを得ません。

可能性の高いケースについて個別に考えてみます。

(1)病気の可能性

①状況

病気のケースでは、行き倒れている、病院に搬送されている、(稀でしょうが)誰かに介抱されている、があり得ます。

②対処法

身元がわかるものを持っているか、意識がはっきりしている場合は、連絡が来るはずですからこれを待つしかありません。
これがわからない場合は、「行旅病人(こうりょびょうにん)及行旅死亡人(こうりょしぼうにん)取扱法」という法律が適用され、死亡者については官報に掲載されます

誰かに介抱されている場合も通常は警察か病院には連絡するはずです。

(2)事故の可能性

①状況

事故に巻き込まれているケースでは、放置されて倒れている、病院に搬送されている、(稀でしょうが)誰かに介抱されている、があり得ます。

②対処法

身元がわかるものを持っているか意識がはっきりしている場合は、連絡が来るはずですからこれを待つしかありません。
これがわからない場合は、行旅病人及行旅死亡人取扱法が適用され、死亡者については官報に掲載されます。

誰かに介抱されている場合も通常は警察か病院には連絡するはずです。

(3)事件の可能性

①状況

事件のケースでは加害者として逃走している、事件に巻き込まれて連絡が取れない、事件で負傷して病院に搬送されている等があり得ます

②対処法

警察からの連絡を待つか病院からの連絡を待つことになります。

(4)自殺の可能性

①状況

自殺は様々なケースがあります。

②対処法

電車等への飛び込みといったすぐに認知される自殺に関しては交通情報に注目することでわかる可能性がありますが、富士樹海への侵入等のケースでは、素人が探知するのは非常に難しいでしょう。

3.会社関係の確認

(1)おおごとにして後で何もないと厄介なので慎重に

父親が失踪(行方不明)した場合、家族は非常に心配になります。
しかし、実は勤務先にとってもこれは重大な問題です。

無断欠勤者は放置しておけませんし、役職者であれば看過しがたい事態です。
ただ、この点ではまず父親の立場も考えないといけません。

もちろん、家族も会社も放り出して戻ってこない場合もありますが、失踪が一時の気の迷いという可能性もあります。
その場合、一時的な失踪の事実を会社に知られるのは好ましいこととは言えず、それが心配で却って戻って来られなくなってしまうケースもあります。

また、家族に言わずに外泊していたというケースもあり得ます。
もちろん、何日も連絡も帰宅もないということは考えにくいですが、会社には何か連絡をしていることもあり得ます。

そういう点では、父親の会社での立場も考えて慎重に行動するのが良いでしょう

(2)誰に何をどのように確認すべきか

父親が信頼していた上司がいる場合は、まずその上司に相談するのが得策です。
上司としても部下の管理責任を問われかねないので、家族と利害が一致するケースが多いからです。

もちろん、会社のお金を使い込んで失踪したような場合もあり得ますが、そうでなければ、上司としても社内的に穏便な方法を考えてくれるはずです。
なお、家族に通知したからと言って父親を解雇することは原則的にはできません。

就業規則等で規定された解雇理由に相当しない限り、本人に通告しない解雇は解雇権の濫用となってしまう可能性があるからです。

4.警察への捜索願

(1)捜索願を出しても基本的に本格的捜査は期待できない

よく言われるように、警察は捜索願(現在の正式名称は「行方不明者届」ですが、ここでは「捜索願」と言います)を出しても基本的に本格的捜査はしません。
それどころか捜索願が受理されないケースもあります。

具体的には捜索願は失踪者から「捜索願不受理届」が出ている場合、つまり、「探さないでくれ」という届出があった場合には捜索願を受理してくれません
その他にも受理を渋るケースもあります。

また、捜索願を受理すると、これを「一般家出人」か「特異行方不明者」に分類します。
「特異行方不明者」は犯罪に巻き込まれた疑いが強い場合等です。
そして「特異行方不明者」の場合は積極的に捜査するのが原則ですが、「一般家出人」の場合はデータベースに登録して終わりになるケースも少なくありません

(2)捜索願を出す意味

「家出人」データベースへの登録でも、犯罪や事故で該当者が見つかった場合、連絡が来ます。
また、捜索願を出さずにおいて後に他殺体が見つかった場合、家族が殺人に関与していると疑われるおそれもあるので捜索願を出す意味は大きいと言えます。

(3)いつ出すべきか

本来であれば失踪後、なるべく早く出すべきですが、成人者の場合、すぐに戻ってくるのではないかという理由等で警察がすんなりと受理しないケースもあります(もちろん、不受理届が出ておらず捜索願が適式なものであれば、本来、警察署の現場判断で不受理にはできません)。

但し、警察としても最近は高圧的な態度は取りにくくなっているので、すぐに受理してくれない場合でも何回か行けば受理してくれるでしょう

(4)捜索願を出す手続き

捜索願は管轄警察署に提出します。
なお、捜索願には

  • 当人の写真
  • 氏名
  • 本籍
  • 住所
  • 職業
  • 生年月日
  • 体格(身長・体重)
  • 身体的特徴(けがや手術の痕、ほくろやできもの等)
  • 血液型
  • 失踪時の服装
  • 当人の所持品
  • 失踪した日時と場所
  • 当人のよく行く場所
  • 当人の薬物の使用歴の有無、精神病の既往歴(きおうれき)
  • 失踪の原因として考えられるもの

等を記載します。

その他にも捜索に役立ちそうな情報があれば記載します。

5.本格的に失踪だと考えられる場合は捜索する

(1)失踪理由を考える


代表的な失踪理由とは、家庭内のトラブル、会社や取引先とのトラブル、友人・知人とのトラブル、借金、犯罪への関与等があります。
取引先とのトラブル、友人・知人とのトラブルで失踪するのは稀です。

基本的には家庭内のトラブル、会社でのトラブル、借金が多いと言えるでしょう。

(2)行く場所・行きそうな場所はどこかを考える

典型的には不倫等が原因の場合は、愛人宅にいる等があります。
借金等が原因の場合、遠くに逃げている場合が多く、一般人の素人捜査では限界があるでしょう。

(3)(2)を調べる方法

これは知人・友人関係、SNS等を調べることになります。

(4)改めて病気、事件、事故、自殺の可能性を調べる

行旅病人及行旅死亡人取扱法による情報を調べたり、警察に通ってデータベースを調べてもらうのが良いでしょう。

(5)他人に協力を得る方法

①公共機関

例えば、転居しても住民票を調べればよいのではないかと考えられますが、最近では個人情報の保護を理由に住民基本台帳の閲覧はかなり難しくなっています。
しかし、方法がないわけではないですから、これは第一に考えるべきでしょう。

もっとも、住民票を移していなければこれで転居先はわかりません。

②携帯電話キャリア

これは父親失踪でも個人には開示されません。
警察への捜索願が受理されており、警察からの連絡でなければ基本的には開示は厳しいですが、念のため連絡するのも1つの手です。

③会社・友人関係

おそらくよほどの問題がなければ相談には乗ってくれるでしょうが、どこまでの情報を引き出せるかは難しい可能性があります。

③SNS

最近では、SNSで失踪者の捜索をすることも増えています。
ストーカーが悪用しているケースもあるので、安易に情報提供しない傾向がありますが、やってみる価値はあります。

④ごみ箱

有効な手がかりが出やすい場所として、ごみ箱を調べる方法があります。
本屋等で特定地域の地図の購入や、コンビニ等でモバイルバッテリーなどを買っていると、計画的に失踪していると考えられます。

6.探偵に依頼する

(1)探偵とは?

探偵と言うと小説の世界のようですが、探偵業法が制定されており、人探しは探偵の通常の業務のひとつです。

もちろん、ストーカーが対象の住所を探すような行為には加担できませんが、父親捜しであることが明確であれば、十分に手助けとなってくれます。

(2)探偵の選び方

探偵業法が制定されており犯罪的な行為に走る探偵は少ないと思われますが、人探しの場合、全国的なネットワークも重要であり、全国的な探偵社が有効でしょう。

(3)人探し費用

基本的に見積が呈示されるのでそれに応じて考えるべきでしょう。
成功報酬タイプを取っている場合もあります。

まとめ

父親のことをいちばん分かっているのは家族ですが、素人が片手間に失踪者を探しても限界があります。
探偵等の専門家に依頼して捜索するのがベストでしょう。

一般に失踪から時間が経つほど捜索は困難になるので、警察任せにせず、早急に探偵への依頼を検討した方が良い結果が得られるでしょう。

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