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プチ家出を甘くみてはいけない!?子供などあらゆるケースを徹底検証

プチ家出を甘くみてはいけない!?子供などあらゆるケースを徹底検証

みなさんはプチ家出という言葉を聞いたことはありますか?

そのままの意味ですが、家出とまでは言えない短期間・短時間の家出がそう呼ばれています(ここでは数時間から数週間を目安にしています)。

子供が親に叱られて勢いで家を飛び出していくパターンや妻が夫に愛想をつかして出ていくパターン、夫が妻の愚痴や妬みに嫌気がさしてふらっと家から出てしまうパターンなどさまざまです。

そんなプチ家出には、プチとは呼べない大きな闇を抱えている場合もあります。

ちょっとした家出のつもりが本格的な家出、または別居・離婚にまで発展してしまうケースも珍しくありません。

そこで今回は、プチ家出をする理由や行き先、未然に防ぐためにはどうすれば良いのかに焦点を当てて私達がリサーチした内容を元に紹介していきます。

プチ家出とは?

単純にプチ家出という言葉でプチ家出を語ることはできません。

大人と子供、さらには男性と女性でも家出する理由や動機が違いますし、家出する先も異なります。

理由はそれぞれありますが、何よりも気付いたその時から放置することだけはしないでください。

プチ家出がプチでなくなってしまったら危険です。

そこであらゆるケースに対応できるように、「子供」「妻」「夫」の大きく分けて3つに分類し、それぞれのプチ家出理由をご紹介していきます。

プチ家出をする理由とは?

プチ家出をしてしまう理由は、人それぞれ異なります。

一般的には、家庭内でのトラブルや親子間・夫婦間での不満と言われていますが、それぞれタイプ別に細かく見ていくことで、早期解決に一歩近づくかもしれません。

(1)子供の場合

大人のプチ家出とは異なり、子供のプチ家出の場合は、基本的に家庭内でのトラブルが多いです。
例えば、親と喧嘩をした、または親に不満があるというケースが挙げられます。

それが高校生や大学生であれば、友達関係のことだけではなく、進路や就職のことなど子供なりに抱えている悩みはたくさんあり、それを理解してくれない親に不満を持ってしまい、最終的にはその場しのぎで家を飛び出してしまうということも少なくありません。

(2)妻の場合

結婚している女性がプチ家出に走る理由の大半が、旦那への不満だと言われています。

家事・育児は女性がやって当たり前という風潮が時に妻の怒りやストレスになっています。

「私がいないと困るでしょ」と思わせることが目的であることが多いため、ある程度は夫が反省している姿勢を見せることができれば解決につながります

(3)夫の場合

一人の時間が欲しいという思いからプチ家出に走る夫が多いです。

なぜ一人になりたいかはそれぞれ異なりますが、例としては会社で人間関係がうまくいっていない、仕事でなかなか成果が出せない、家に帰り妻の愚痴を聞くのは飽き飽きしている、などさまざまです。

そんな毎日から解き放たれたいと思い、夜の公園で一人、物思いにふけっているサラリーマンを見たこともあるのではないでしょうか?

プチ家出を甘く見てはいけない理由とは?

では、なぜプチ家出を軽んじてはいけないのでしょうか?

前述したように、特に子供のプチ家出の場合は、「誘拐」「非行」といった悪事に巻き込まれるケースも少なくないからです。

夜町を出歩く状態が続くと、悪い大人との交友関係も自然と形成されていき、それが後々よくテレビで報道されているような事件・事故につながる危険性があります。

最近でも記憶に新しいSNSを利用した座間の殺人事件もそうですが、きちんと親の目が行き届いていれば、日頃からコミュニケーションを取り子供がどこで何をしているのかを把握していれば、タラレバですがこのような事件は起きていなかったのかもしれません。

プチ家出がプチでなくなる前に、今一度自分の家庭を見つめ直してみませんか?

プチ家出先に使われる場所とは?

理由はそれぞれあることは分かっていただけたと思いますが、では一体どこへ出掛けているのでしょうか?

場所が分からなければ探しにいくこともできないため、良く使われていると思われるプチ家出先をタイプ別にご紹介していきます。

(1)子供の場合

子供ということで全体的にお金がかからない場所が多いようです。

自分の家以外に数時間いられる場所と言えば、友達の家や親族の家(祖父母の家など)がまず一番に挙げられます。

悪い友達仲間であったりすると、何時間どころか数泊していくことも可能なため、本格的な家出や非行に走る前に早期解決すべきです。

その日の内に帰る場合であれば、ファミレスやゲームセンターに夜中まで入り浸るケースもあり、遅くなるにつれて特にゲームセンターなどでは治安も悪くなるため、ここへ出入りしている可能性がある場合は注意が必要です。

(2)妻の場合

子供とは違い大人ですし、車もあればお金もあります。

妻がプチ家出をして行く先の候補としては、車の中が多いです。

最寄りのコンビニやスーパーの駐車場でそのまま時間を潰し旦那が反省する時間を与えるということが多く、他にはママ友の家に行き少し話をしたりするケースもあります。

ある程度の期間がある場合は、妻の実家というケースもあり、その際にはお義母さんやお義父さんにも事情を説明する必要が出てくるため、注意が必要です。

(3)夫の場合

妻のプチ家出と同様に、夫も車もお金もあるためどこにでも行けますが、基本的にはカフェやファミレス、最近ではインターネットカフェも増えています。

お小遣い制を受け入れている夫であれば、あまりお金がかからない場所を選ぶでしょう。

ファミレスやインターネットカフェであれば、基本的には24時間営業のところが多く、価格的にも1000円から2000円あれば朝まで過ごせて夫のプチ家出には最適です。

プチ家出を1人で対処できない場合

プチ家出かなと思った場合には、すぐに行動することが大切です。

それで特に事件性もない単純なプチ家出であれば解決する方法はありますが、「いつも帰ってくる時間に子供(妻・夫)が帰らない」「日頃からプチ家出はあるが、ここまで長期に渡り家に帰らなかったことはない」など、普段とは異なる兆候が見られた場合には要注意です。

まずは、警察に捜索願を出しましょう。
もし似ている人を見掛けた場合でも連絡がもらえます。

しかし、事件性が極端に低い場合やそう見なされてしまった場合には、積極的に動いてくれることは期待できないため、その際には探偵に依頼することをお勧めします。

プチ家出を未然に防ぐ為には?

プチ家出をしてしまうにはいくつか理由があります。

自分自身その理由に思い当たる節がある方も、自分はそんなことはないと思っている方も、この未然に防ぐ方法はきちんと確認しておきましょう。

している気にはなっていても、実際はできていないこともあるのが人間です。

こちらも3パターンに分けてご紹介します。

(1)子供の場合

毎日必ず会話をする時間を作りましょう。

家族一緒に食事ができる家庭であれば良いのですが、お父さんの帰りが遅い家庭や、子供が塾やバイトで帰りが遅く食事の時間がみんなバラバラという家庭も少なくありません。

子供が今日一日何を考えてどう過ごしていたのかを知るためにも、家族みんなで話をする時間は必要です。

(2)妻の場合

妻は夫や子供の家政婦ではありません。

どうしても夫としては外で仕事(自営業や自由業もいます)をしていますし、妻に対しては家のことをやるのは当然だと言う気持ちもあるかもしれませんが、それは決して当たり前のことではなく、何事もやってもらったら「ありがとう」という気持ちをいつまでも持ち続けるようにしましょう。

いつまでも男と女、彼氏と彼女な気分でいることが、円満な夫婦関係を築く上で大切なのではないでしょうか。

(3)夫の場合

夫婦生活が長くなると、夫は何か問題があっても平謝りするばかりで、喧嘩にすらならないという話もよく聞きますが、そんなお互い空気のような存在になってしまっているからこそ、夫のプチ家出にもつながってしまいます。

妻は妻で夫に対して不満もあるとは思いますが、まずは「お仕事お疲れ様でした」の一言を思い出してみませんか?

結婚当初は当たり前だったその言葉も、今ではテレビの前で「おかえり~」で済ませていませんか?

夫婦ともに言えますが、まずはお互い感謝の気持ちを忘れずにいることが、プチ家出を未然に防ぐ近道です。

まとめ

今回はプチ家出をする理由や行き先、そして未然に防ぐ方法などをご紹介しましたが、全ては子供を、妻を、夫を思いやる気持ちがあれば、プチ家出にはつながりにくいです。

どの家庭でもすれ違いや喧嘩もありますが、今日はいつもより冷静に、そして優しく家族に接してみてはどうでしょうか?