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社会人の息子・娘が家出(失踪)した場合に家族がとるべき対応とは?


ある日突然、社会人の息子・娘と連絡が取れなくなった。
会社の同僚が理由なく出社しなくなった……中高生や未成年に限らず、成人した人が家出、失踪するケースがあります。

社会人として自立しているはずのご家族や知人が突然、家出をしたり失踪したりする原因は、さまざまなものが考えられます。
事例としては、仕事の失敗や職場の人間関係、不倫や浮気などのトラブルが原因の家出、失踪が挙げられるでしょう。

だれにも相談できずひとりで家出や失踪してしまい、最悪の場合は自殺へと至る可能性もないとは言い切れません。
また、未成年と違ってある程度のお金があるため、家出や失踪後の移動範囲も非常に広くなってしまいます

では、実際に社会人の家族や知人が家出・失踪してしまった場合、当事者はどのような対応をすればよいのでしょうか?

1.家出(失踪)の捜索はスピードが命

家族や知人など社会人の家出や失踪があった場合、どうしても
「立派な大人なんだから、そのうち帰ってくるだろう」
「携帯電話やスマホに連絡があるだろう」
と、軽く考えがちです。

しかし、この油断が事態を悪化させる原因にもなりかねません。
最悪の場合、何らかの犯罪に巻き込まれている可能性もあるからです

行方不明者の捜索は、とにかくスピードが命。家出や失踪に気づいてからどれくらいの時間で捜索を始めたかが、発見できる確率を左右します。

警察庁によれば、行方不明者の捜索願(行方不明者届)が警察に受理された当日、警察の捜索によって行方不明者が発見される確率が最も高く、それから日を追うごとに発見される確率は低くなり、1週間以上も経過すると発見される件数が10分の1にまで下がるという調査結果が報告されています。
参考:平成27年中における行方不明者の状況

つまり、家出や失踪をにおわせるような話やメールに接したり、夜遅くなっても帰宅しなかったりといった場合は、すぐに行動に出ることが肝心です。

では、実際にそのような事態になった場合、どのような行動をとればよいのでしょうか?

2.捜査を始める前にやるべきこと

今朝まで元気だった家族や知人が行方不明になると、動揺したり不安になったりで冷静な判断ができなくなってしまいますが、早急に安否を確認するためにもすぐに行動を起こしましょう。

実際に家族や知人が帰宅しなかったり、長期間家を空けたりした場合、警察に捜索願を出して捜査を始める前に、本当に家出や失踪なのか確認するための具体的な行動を解説します。

(1)書き置きの有無を確認する


家族あてに自筆の書き置きや家出をにおわせるメモなどがあった場合は、家出の可能性が非常に高いと見て良いでしょう。
書き置きがあることで本人の意思による家出であるということ、事件性はほぼなくなったということが言えます。

また、書き置きは紙に書いたものとは限りません。
行方不明になった本人からメールやLINE(ライン)などで書き置きに準ずるような連絡が届いていないかもチェックするようにしましょう。
書き置きの内容によって、何が原因で家出したのか、自殺を考えるほど深刻な悩みがあるのかなど、捜索の必要性、緊急性なども読み取ることができますし、後の調査の手掛かりにもなります

逆に何の書き置きもなく、こつ然と行方不明になったのであれば、事件性も視野に入れた捜索を検討する必要があるでしょう。

(2)SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を調査に活用する

最近では、Twitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)、LINE(ライン)などのサービスを利用する人が多くなっています。
もし行方不明者のSNSのアカウントがわかれば、ログインしてみましょう。

SNSを活用することで、家出をにおわせる発言が残っていないか、SNS上の友人・知人(フォロワー)に連絡した痕跡がないかなど足取りを調査することができます。
また、行方不明者を捜索する際はSNSで不特定多数のユーザーに向け、行方不明者の写真や特徴などを公表し、協力を呼びかける方法もあります。

SNSは見た人が重要だと判断したら、瞬く間に多くのユーザー間で共有され、拡散するという特性があります。
この特性を利用すれば、足で捜索するよりも遥かに多くの人に情報が共有されるため、早期発見につながる協力が得られるのです

(3)友人や会社の同僚へ連絡する

家族に内緒で家出をしたとしても、気の置ける友人や知人だけには連絡しているという可能性があります。
また、友人・知人から行方不明者の足取りをつかむヒントが得られることもあります。

ひとりで行方不明者の捜索をおこなうことは、時間も労力もかかります。
行方不明者の友人・知人に心当たりがないか、本人から連絡が来ていないか、一緒にいた時間なども聞き込みをして、できれば協力してもらえないかお願いしてみると良いでしょう。

友人・知人などが協力して捜索の輪を広げてくれることで、発見までのスピードも格段に速くなります。

(4)会社からの帰り道や居酒屋などを確認する

自宅から学校や職場までのルートや、友人・知人宅からの帰り道、あるいはコンビニやファミレスといったよく行くお店など、行方不明者が居そうな場所を当たってみましょう。

行方不明者が携帯電話やスマホを持ったまま連絡が取れない場合は、普段からよく通っている場所に居ながら、電源を切っていたり、一時的なバッテリー切れだったりして、連絡が取れないだけだったというケースもあります

また、事件に巻き込まれている場合は、帰り道やお店などに片方の靴だけが残されている、スマホだけが置かれているなど、足取りをつかむ痕跡が見つかる場合もあります。

(5)行方不明者の持ちだした所持品を確認する


行方不明者が何を持って行ったか、何を残したかも、家出や失踪を判断する材料になります。

たとえば現金、スマホ、キャッシュカードやクレジットカードなどは失踪中に使用する可能性が高く、加えて着替えなども持ち出している場合は、長期の家出と判断できます。
着替えが少なければ、友人・知人宅に短期間宿泊することも考えられるでしょう。

また、自動車やバイク・原付などはナンバーから捜索が可能ですし、レンタカーの場合は借りた場所から足取りがつかめたりします。

家出の場合はある程度の計画性と準備が必要なので、それらが捜索の手掛かりになることがあるのです。
逆に現金やスマホを置いたまま失踪した場合は、何らかの事件に巻き込まれた可能性も視野に入れた捜索が必要となります。

3.警察に行方不明届を出す

書き置きがなく、行方不明者の友人・知人にも心当たりがない場合、警察に行方不明届を出しましょう。
警察に届け出をする場合は、行方不明者の親権者や配偶者、恋人など近しい関係にある人であれば、行方不明者届を提出することで、警察が行方不明者の捜索に動いてくれる可能性があります。

ここでは、警察に行方不明届を出す場合の注意点をご紹介します。

(1)行方不明者届を出すときに必要な手続き

行方不明者届は、行方不明者の失踪時の住居地、あるいは失踪時の場所を管轄する警察署に出します。
その際、届け出た人の印鑑と身分証明書が必要となります。

行方不明者届には行方不明者の氏名、年齢、住所、血液型や職業など基本的な情報に限らず、少しでも捜査の手掛かりになるようなことがあれば記載するようにしましょう。
本人の写真やメール等も手掛かりになる可能性があります。

(2)警察は必ずしも積極的に捜索してくれるとは限らない

基本的に警察が積極的に行方不明者を捜索するのは、事件性が高いと判断した場合です。
警察は人探しだけでなく、日ごろから多くの業務を抱えているため、書き置きなどから家出と判断できるケースについては、積極的に捜索に協力してくれるわけではありません。

さらに、気を付けなければならないのは、捜索願不受理届が出されているケースです。
これは行方不明者本人が「探してほしくない」という意思を警察に伝えるもので、たとえ行方不明者の身内が行方不明者届を出しても、警察は捜索願不受理届を出した本人の意思を尊重し、捜索をおこなうことはありません

(3)犯罪に巻き込まれた可能性がある場合の警察の対応

事件性があり、警察が動かざるを得ないと判断した場合、どのような捜索が行われるのでしょうか?

犯罪に巻き込まれた可能性があるケースでは、警察犬による捜索や科学的な鑑識捜査、張り込みや聞き込み、さらにはメディアに協力を仰ぐ公開捜査など、ありとあらゆる方法が取られます。

先ほど示した「警察の捜索によって行方不明者が発見される確率」は、警察が行方不明者届を受理し、実際に捜索して行方不明者を発見した統計です。
受理した当日に発見された人が多いように、警察が動けばかなり高い確率で行方不明者が見つかる可能性があります

ただし、警察が動くだけの事件性があるということ、行方不明者の命にかかわるような危険があるということは覚えておきましょう。

4.警察が動いてくれない場合の対処法

行方不明者の命にかかわるような危険性、事件性がなければ、警察は積極的に捜索しない可能性が高いと言えます。
しかし、事件性はなくとも行方不明者がどこにいるのか、家族や友人、恋人なら安否が気になるのは当然のことです。

警察の協力が得られない場合は、探偵事務所に相談されることをおすすめします。
探偵事務所であれば、たとえ事件性がなくても行方不明者の捜索に動いてくれます。

探偵事務所に依頼する際も、行方不明者の氏名や住所、年齢などの基本情報から、失踪時の服装やメール、LINEなど捜索の手掛かりとなるようなものはなるべく多く提出しましょう。
手掛かりが多いほど探偵は捜索しやすくなりますし、捜査費用が抑えられるというメリットもあります

まとめ

成人した社会人が家出あるいは失踪した場合、「いずれ帰ってくるだろう」と油断せずに、すぐに捜索に動き出すことが大切です。
行方不明者の発見はスピードが命、手遅れになる前に警察に行方不明者届を出しましょう。

事件性が認められないということで警察が積極的に動いてくれなくても、そこであきらめずに探偵事務所に相談することも重要です。

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